20代男性の僕が大学以来再び英語を学ぶ理由。
こんにちは!
最近ゲストハウスでの異文化交流を楽しんでるかおるです。
今日は、大学を卒業した25歳の男が、「なぜ改めて英語を学ぶのか」ついて書きます。
大学生の時は英語で経営の勉強をする学科にいたので、平日はほぼ毎日英文を読んだり書いたり、プレゼンしたりしていました。
留学生とグループワークする授業もあったので、会話も何とかやってました。
今はあのとき英語勉強して良かったとも思うし、欲を言えばもっと英語圏とか留学して、ネイティブ並に話せたら良かったのに〜、とも思いますが、
今、僕は改めて「英語勉強しよっ!」って思ってます。
それは以下の5つの理由からです。
* 1. 翻訳を始めた。
最近、翻訳の仕事を始めました!
今は英語→日本語。内容によっては日本語→英語を受けています。
翻訳は、英語力よりも、その業界の知識や、分かりやすくアウトプットするセンス、日本語力が大事とも言われます。
ですが、実際にやってみて思うのは、「英語力があればもっと速く効率的に翻訳ができる」という事です。
まあ当たり前のことなんですが。笑
特に自分が強化すべきだと思うところはこの3つ。
・語彙力
同じ単語でも異なる複数の意味を持っている単語は、知らないと誤訳する恐れがあります。
自分の受ける案件の業界に合わせて、よく使われる語彙は、しっかりその都度勉強していく必要がありそうだ。
・英文を読む能力。読解力。
英語でも、その人が伝えようとしているニュアンスを捉えられること。
翻訳でもただ機械的に訳すだけでは、AIと変わりがない。
必要に応じて、情報や説明を補ってあげられるように、筆者の意図を読み取る力が必要だ。
これを身につけるには、やはり英文を読む事に慣れる事が重要だなと思う。
・文法的な事
高校以来、英文法の勉強をしていないので、個人的にこれはもう一度しっかり復習したい。
* 2. 世界最先端の情報を入手できる。
翻訳をやってみて思ったのは、英語の情報を入手できた方が絶対にビジネスにおいて優位に立てる。
先日、ベルリンの企業が行う、ブロックチェーンのイベントページの翻訳を行いました。
日本語しか話せなかったら、翻訳されるのを待つか、日本の企業がやるイベントにしか顔を出すチャンスがない。
でも、英語が使えるなら、仮想通貨においても、海外のメディアの情報を入手したり、海外の企業のイベントに参加したり、なんなら現地に行ったりしてより多くの情報を入手できます。
仮想通貨のように、投資がらみとなると、なおさらスピード感や情報の質が大事になってきそうです。
* 3. 発信する母数が圧倒的に増える。
こちらは反対に、自分がやっている活動を読んでもらえる相手が、日本語だけの時よりも圧倒的に増えるという事です。
日本語の話者は1億3000万人程度ですが、英語話者は非ネイティブも含めると17億5000万人と言われています。
また、海外での案件は日本よりも単価が高いものが多いそうです。
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なんで私がこんなにうるさく海外への発信をおすすめするかというと、海外の案件は単価が高いものが多いからです。まぁ海外といってもドイツの例なのですが、インフルエンサーとしての仕事で絶対日本の案件ではもらえない額を提示されたり。ブルーオーシャンたくさんあるし、やらない理由がないんです。
— wasabi (@wasabi_nomadik) 2017年10月9日
日本では大したことないと思われているものも、逆に海外ではものすごく価値のあるものとして見られたりするのかもしれません。
自分で「こんなものは価値がない」と決めつけずに世界に向けて発信してみることで、思わぬチャンスを手にするかもしれないです。
自分で何かを創作したり、表現しているクリエイターやアーティストタイプの人ほど、英語で世界に向けた発信が重要かも。
但し、こちらの英語発信に関してはアウトソーシングする事も可能です。
SNS発信の翻訳サービスはすでに行われています。
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海外進出の第一歩におすすめ!英語でツイッター発信するメリット - WSBIWSBI
* 4. 英語が話せると楽しい!
友達増える
単純に自分と価値観の合う人の母数は増えます。
例えば、ダンスが好きな人は日本には100万人いるとして、英語が話せたら母数は少なく見積もっても10倍の1000万人に増えます。
異文化の交流
違う文化を持った人と話せるので、ゲストハウスで外国人と話すと日々色んな発見があります。
特に自分は文化が違う事が楽しい、面白いと感じるタイプなので、他の国の人とコミュニケーションできる事で、充実感が高まります。
英語で話すこと自体がいい刺激になる
<英語の音声を発する>
英語の方が抑揚のある話し方をするし、
単純に日本語の時と話し方・発声の仕方が変わって、脳にいい刺激になる気がする。
<性格がちょっと変わる>
日本語の時は消極的だけど、英語で話すとアクティブな印象になるなど、
かぶれているわけではなく本当に起こりうるみたいです。
これに関しては、「個人が持つ多様性を切り替えるスイッチになるのでは?」という自分なりに思っていることもあるので、
近々記事にできたらと思います。
<思考が整理される>
結論から話す言葉なので、脳内を整理するのに便利だなと思います。
これは僕の個人的な話ですが、就活の時に400字の志望動機が書けなさすぎて、一度英語で考えてから日本語にしました。
英語でアウトプットするとき、「とりあえず何か意見を言う」というモードになるので、例えば
I wanna join your company because
I wanna earn a lot of money.
I wanna work abroad in the future.
I wanna contribute to solve environmental problems.
こんな感じで、本音がシンプルに出てきました。
さらにその下に理由や説明を付け足していけばいいので、シンプルで伝わりやすい文章構造になります。
日本語でもそう書けるようにしたいですけどね。笑
もし、脳内を整理したい時は試してみてはいかがですか?
意外なライフハックになるかもしれません。
* 5.ドイツ人が英語を勉強する理由を聞いて、身が引き締まる思いだった。
前から疑問に思っていた事があります。
「ドイツ人はなんでこんなに英語が話せるんだろう。言語が似ているからかな、、?」
たしかにドイツ語と英語は似ています。
文法的にも、単語的にも、日本語に比べたら英語に似ています。
でも、それだけじゃない。
「教育が違うんだろうか、、?」
ドイツの高校に1年間留学してみて、授業は英語オンリーで進められてたけれど、特別レベルが高い感じはしなかった。
「じゃあなんだろう?」
この前ドイツの現地の大学生と話してみてしっくり来た答えが聞けました。
「ドイツでは、英語が話せないといい給料の仕事がないのよ」
そうか、英語が話せる事が死活問題なんだ、、!
それは必死で勉強せざるを得ないよね。
周りを言語の異なる国々に囲まれたドイツ人ゆえに、英語が話せないと他国から来た人と会話ができない。
日本は島国で、日本語圏内だけでも仕事を得られるので、恵まれていると言えば恵まれています。
ただ、一歩国外に出ると、英語が話せる事が当たり前の人達と渡り合う事になる。
日本国内で「英語が話せる人」として評価されていても、ヨーロッパに行ったりすると英語はスタンダードで、もはや英語が話せないとマイナス評価になってしまうんだ、、
「将来ヨーロッパで働きたいなら英語は当然のように話せなきゃな」と実感した出来事でした。
いかがでしょうか?
今回はお役立ち情報というより自分の決意表明みたいになりましたが、英語を習得するといろんな可能性が広がると言うことが伝われば嬉しいです。