ゲストハウスの仕事ってどうなの!? 東京のGuesthouse FETE働いた僕がこっそり教えます。
ゲストハウスの仕事ってどんなイメージでしょうか?
旅が好きで、実際にゲストハウスに泊まったことがある人もいるかもしれませんが、案外働くってなるとイメージがつきづらいかもしれませんね。
僕は2017年の10月から3ヶ月弱、東京の両国にあるゲストハウス、Guesthouse FETEにて住み込みスタッフとして働かせていただきました。
今回はその体験を通じてゲストハウスのこと、およびguesthouse FETEの事をみなさんにお伝えできればと思います。
日常業務はどんなことをしているの?
ゲストハウスの仕事とはどんな感じでしょうか。項目別に見ていきましょう。
シフト制
朝・昼・夜でそれぞれやることが変わる感じです。
朝は朝食の提供や、フロアの清掃。
昼は洗濯、水周り掃除やベッドメイキングが主。
また、カフェも営業していたのでそちらのホール、キッチンスタッフもいます。
夜はチェックインのお客様の対応。および締め。
FETEでは、毎日のようにゆるくフードイベントを開催してお好み焼きや鍋などの日本食をゲスト・スタッフ・外部の人と賑やかに談笑しながら食べています。
それの準備、片付けとかもやるかな。
上の写真の感じでお好み焼き焼いてました笑
基本的には特殊な技術や知識が問われるようなことはなく、そんなに難しくない仕事をしています。
英語を使って対応することもあるが、基本的なチェックインや案内は決まったことだから一度覚えてしまえばできるし、
スタッフも英語が完璧でなくてもホスピタリティーでカバーしてたりもします。
一応業務としては決まったルーティンがあるものの、日々改善点は見つかっていくわけで、その都度自分たちで業務や環境を日々改善していく感じです。そういう工夫が楽しめる人なら結構向いているかもですね。
お客さん
世界中のいろんな人と接することになります。
特に何気無く共用ラウンジににいるときは、「東京のおすすめの観光スポットは?」「渋谷まではどう行ったらいい?」みたいな質問を聞かれたりもします。
お昼はカフェも併設されているので地域の人とも接することになります。
結構そばを通った時に「いつも外国人がいるけど何をやっているところなんだろう?」と興味を持ってくれている人が多いことに気づきます。
夜はフードイベントを主催していて、ゲスト・スタッフ・外部からの人で賑やかにご飯食べています。
施設
これは本当にゲストハウスによって様々です。
(FETEの一例)
3F 男女混合ドミトリー
2F 女性専用ドミトリー・共用キッチン・シャワー
1F 共用ラウンジ(昼はカフェ、夜はバーにもなります)
ゲスト(宿泊者)同士がリラックスして話したりできる共用のラウンジがあるのがホテルと違うゲストハウスの特徴かと思います。
ゲストが居心地よく過ごしてもらえるように考えるのも大事なことです。
FETEについて
僕が行ったゲストハウスの中でも特にゆるい雰囲気でした。
まずオーナーがのヒデ君がだいぶファンキー。
動物の専門学校→ドイツのユースチームでサッカープレイヤー→ゲストハウスオーナーという経歴もさることながら、考え方も自由でいい意味でぶっ飛んでます。笑 でも抑えるところはしっかり抑えている感じの人です。
でも、そんなヒデ君だからこそ周りに似たようなクセ強いかつ周りに寛容で気を配れる人が集まるのかな。
そして、僕がこのゲストハウスで働いていた理由は
①ゲストハウス自体が好きだったから。自分の好きなことで働きたいと思っていた。
②海外に長期間出るのは決まっていた。それまでに自分の語学力を伸ばしたいと思っていた。
③将来的にゲストハウスをやりたいと思っているから。
この3つでした。
実際、働いている間は毎日楽しくてイキイキしていたと自分でも思います。
英語力は、伸びたというより慣れたかな。特別すごい勉強したわけではないけど、仕事で会話していくうちにアウトプットもインプットもしているから自然と会話には慣れます。
FETEで働いて変わったこと
以前は、新卒入社で働いてた会社がきついのもあって仕事の環境に疲れていた自分は、正直とにかく良い環境で働きたかった。
残業がなくて、人間関係もストレスがなくて、自分がやりたいと思える仕事がいい。っていう欲張り笑
もちろん、そういう働き方がしたい気持ちは今も持っているけれど、ゲストハウスで働いてみて、そんな環境を作り事業として維持するのがいかに大変か、小さい組織だからこそ目の当たりにしました。
ただ今は、自分もそういった環境を創っていける側になりたいと思うようになりました。
何より、世間一般で良いとされる環境じゃなくて、自分の価値基準で環境を構築していける側になりたいと心底思っています。
あとは家事生活スキルがめっちゃ上がったかな。
料理とかほとんどできない系男子だった僕が、すごーく鍛えられた3ヶ月でした笑
これで自立して生きていけそうな気がします!^^
いかがでしたでしょうか。
たくさんの人と接し、英語力と生活スキルが必然的に上がっていくゲストハウスの仕事。
国内外からのゲストと交流を楽しみたい方にぜひオススメします。
20代男性の僕が大学以来再び英語を学ぶ理由。
こんにちは!
最近ゲストハウスでの異文化交流を楽しんでるかおるです。
今日は、大学を卒業した25歳の男が、「なぜ改めて英語を学ぶのか」ついて書きます。
大学生の時は英語で経営の勉強をする学科にいたので、平日はほぼ毎日英文を読んだり書いたり、プレゼンしたりしていました。
留学生とグループワークする授業もあったので、会話も何とかやってました。
今はあのとき英語勉強して良かったとも思うし、欲を言えばもっと英語圏とか留学して、ネイティブ並に話せたら良かったのに〜、とも思いますが、
今、僕は改めて「英語勉強しよっ!」って思ってます。
それは以下の5つの理由からです。
* 1. 翻訳を始めた。
最近、翻訳の仕事を始めました!
今は英語→日本語。内容によっては日本語→英語を受けています。
翻訳は、英語力よりも、その業界の知識や、分かりやすくアウトプットするセンス、日本語力が大事とも言われます。
ですが、実際にやってみて思うのは、「英語力があればもっと速く効率的に翻訳ができる」という事です。
まあ当たり前のことなんですが。笑
特に自分が強化すべきだと思うところはこの3つ。
・語彙力
同じ単語でも異なる複数の意味を持っている単語は、知らないと誤訳する恐れがあります。
自分の受ける案件の業界に合わせて、よく使われる語彙は、しっかりその都度勉強していく必要がありそうだ。
・英文を読む能力。読解力。
英語でも、その人が伝えようとしているニュアンスを捉えられること。
翻訳でもただ機械的に訳すだけでは、AIと変わりがない。
必要に応じて、情報や説明を補ってあげられるように、筆者の意図を読み取る力が必要だ。
これを身につけるには、やはり英文を読む事に慣れる事が重要だなと思う。
・文法的な事
高校以来、英文法の勉強をしていないので、個人的にこれはもう一度しっかり復習したい。
* 2. 世界最先端の情報を入手できる。
翻訳をやってみて思ったのは、英語の情報を入手できた方が絶対にビジネスにおいて優位に立てる。
先日、ベルリンの企業が行う、ブロックチェーンのイベントページの翻訳を行いました。
日本語しか話せなかったら、翻訳されるのを待つか、日本の企業がやるイベントにしか顔を出すチャンスがない。
でも、英語が使えるなら、仮想通貨においても、海外のメディアの情報を入手したり、海外の企業のイベントに参加したり、なんなら現地に行ったりしてより多くの情報を入手できます。
仮想通貨のように、投資がらみとなると、なおさらスピード感や情報の質が大事になってきそうです。
* 3. 発信する母数が圧倒的に増える。
こちらは反対に、自分がやっている活動を読んでもらえる相手が、日本語だけの時よりも圧倒的に増えるという事です。
日本語の話者は1億3000万人程度ですが、英語話者は非ネイティブも含めると17億5000万人と言われています。
また、海外での案件は日本よりも単価が高いものが多いそうです。
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なんで私がこんなにうるさく海外への発信をおすすめするかというと、海外の案件は単価が高いものが多いからです。まぁ海外といってもドイツの例なのですが、インフルエンサーとしての仕事で絶対日本の案件ではもらえない額を提示されたり。ブルーオーシャンたくさんあるし、やらない理由がないんです。
— wasabi (@wasabi_nomadik) 2017年10月9日
日本では大したことないと思われているものも、逆に海外ではものすごく価値のあるものとして見られたりするのかもしれません。
自分で「こんなものは価値がない」と決めつけずに世界に向けて発信してみることで、思わぬチャンスを手にするかもしれないです。
自分で何かを創作したり、表現しているクリエイターやアーティストタイプの人ほど、英語で世界に向けた発信が重要かも。
但し、こちらの英語発信に関してはアウトソーシングする事も可能です。
SNS発信の翻訳サービスはすでに行われています。
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海外進出の第一歩におすすめ!英語でツイッター発信するメリット - WSBIWSBI
* 4. 英語が話せると楽しい!
友達増える
単純に自分と価値観の合う人の母数は増えます。
例えば、ダンスが好きな人は日本には100万人いるとして、英語が話せたら母数は少なく見積もっても10倍の1000万人に増えます。
異文化の交流
違う文化を持った人と話せるので、ゲストハウスで外国人と話すと日々色んな発見があります。
特に自分は文化が違う事が楽しい、面白いと感じるタイプなので、他の国の人とコミュニケーションできる事で、充実感が高まります。
英語で話すこと自体がいい刺激になる
<英語の音声を発する>
英語の方が抑揚のある話し方をするし、
単純に日本語の時と話し方・発声の仕方が変わって、脳にいい刺激になる気がする。
<性格がちょっと変わる>
日本語の時は消極的だけど、英語で話すとアクティブな印象になるなど、
かぶれているわけではなく本当に起こりうるみたいです。
これに関しては、「個人が持つ多様性を切り替えるスイッチになるのでは?」という自分なりに思っていることもあるので、
近々記事にできたらと思います。
<思考が整理される>
結論から話す言葉なので、脳内を整理するのに便利だなと思います。
これは僕の個人的な話ですが、就活の時に400字の志望動機が書けなさすぎて、一度英語で考えてから日本語にしました。
英語でアウトプットするとき、「とりあえず何か意見を言う」というモードになるので、例えば
I wanna join your company because
I wanna earn a lot of money.
I wanna work abroad in the future.
I wanna contribute to solve environmental problems.
こんな感じで、本音がシンプルに出てきました。
さらにその下に理由や説明を付け足していけばいいので、シンプルで伝わりやすい文章構造になります。
日本語でもそう書けるようにしたいですけどね。笑
もし、脳内を整理したい時は試してみてはいかがですか?
意外なライフハックになるかもしれません。
* 5.ドイツ人が英語を勉強する理由を聞いて、身が引き締まる思いだった。
前から疑問に思っていた事があります。
「ドイツ人はなんでこんなに英語が話せるんだろう。言語が似ているからかな、、?」
たしかにドイツ語と英語は似ています。
文法的にも、単語的にも、日本語に比べたら英語に似ています。
でも、それだけじゃない。
「教育が違うんだろうか、、?」
ドイツの高校に1年間留学してみて、授業は英語オンリーで進められてたけれど、特別レベルが高い感じはしなかった。
「じゃあなんだろう?」
この前ドイツの現地の大学生と話してみてしっくり来た答えが聞けました。
「ドイツでは、英語が話せないといい給料の仕事がないのよ」
そうか、英語が話せる事が死活問題なんだ、、!
それは必死で勉強せざるを得ないよね。
周りを言語の異なる国々に囲まれたドイツ人ゆえに、英語が話せないと他国から来た人と会話ができない。
日本は島国で、日本語圏内だけでも仕事を得られるので、恵まれていると言えば恵まれています。
ただ、一歩国外に出ると、英語が話せる事が当たり前の人達と渡り合う事になる。
日本国内で「英語が話せる人」として評価されていても、ヨーロッパに行ったりすると英語はスタンダードで、もはや英語が話せないとマイナス評価になってしまうんだ、、
「将来ヨーロッパで働きたいなら英語は当然のように話せなきゃな」と実感した出来事でした。
いかがでしょうか?
今回はお役立ち情報というより自分の決意表明みたいになりましたが、英語を習得するといろんな可能性が広がると言うことが伝われば嬉しいです。