ドイツ生活2年目の振り返り。2019年のまとめ。
こんにちは、かおるです。みなさん元気ですか〜?
久しぶりに更新しますが、僕は元気です。
このブログですが、何人かの方に「かおるの文章を読んで元気をもらった、背中を押された」そう言ってもらえる機会があり、本当に嬉しい限りです。今回は年末ということもあり、ざっくりと今年を振り返りつつ近況報告ができればと思います。
今年は「閃」という漢字をテーマに、目的に向かってやる事をとことん絞り込む生活をしていました。
主にやっていたことはダンスと会社の仕事です。めちゃめちゃシンプルな生活をしてました。
なんで色々な経験していた前年とは打って変わって、1年で2つしかメイントピックのないド・シンプルな生活をしてたかと言うと、「ダンスと共に人生を送りたいな」って思っているので、より深く没頭できるようにやらなきゃいけない事を出来るだけ削ぎ落とした結果こんなライフスタイルになりました。
①ダンス
今年は踊りのなかでたくさんの異なる経験をした年でした。
まず、レッスンの代行を多く経験しました。時には言葉の壁を感じたり、子供に全く言うことを聞いてもらえなかった苦い経験もありました。でも、そう言う経験も今は笑えるし、やって良かったなって思います。そして、踊りだけじゃなくて教えるスキル、ウォームアップや筋トレの知識、楽しい雰囲気の作り方とかそう言う総合的な部分をもっと学んでいかないとなって実感しました。
異なるスタイルとの出会いもありました。音楽が好きだから、HOUSEのレッスンに行ったら楽しくて毎週続けていたり、サルサのクラスにも行ったり、毎週水曜にやっている練習会でカポエラやコンテンポラリーのダンサーとExchangeしたり、単純にスタイルとか関係なくクラブでお酒飲んでインド人の留学生とかスペインからの旅行者と夜通し踊りまくったり、純粋に踊ることを楽しめました。そして、自分がやっているPoppingというスタイルのことだけ考えていたら視野が狭くなりすぎて沢山のチャンスを逃してしまうぞ〜って思いました。あと、ダンス関連でポーランド・ウクライナ・オランダにも行きました。
最後に、踊りを通して自分の内面の弱さとめっちゃ向き合った年でした。基本的にポジティブな自分ですが、同時にかなり繊細な性格でもあるので結構よく落ち込みます。好きでやっているダンスですが、ぶっちゃけ自分の踊りには全然自信が持てなくて、よく誰かと比べてしまっていました。だから、レベル高い人たちと練習したりSessionしたりすると、「自分は〇〇ができていない」って足りないところに目が向いてどんどん縮こまる癖がありました。でも、「自分にはないものを持っているから、インスピレーションをもらったよ」「いい踊りをするから自分を信じなよ」「Kaoruの踊りからPositive Energyをもらったよ」って身近な人に本当に何度も言ってもらえて、「自分は自分でええんやな」ってやっとその言葉を受け入れられるようになりました。そんな周りの人たちにとても感謝だし、自分も誰かの存在を全力で肯定できる強くて愛の深い人間でありたいです。
②仕事
僕が今勤めている会社、HECH Europe GmbHは猛烈な超ホワイト企業です。
まず、週3勤務で残業はなし。職種は「日本向けの輸出・マーケティング」という自分の能力にぴったりな仕事を与えていただいている。生活できるお給料をいただいています。就労ビザも出していただきました。有給休暇は年間5週間分だし、しかも風邪を引いて休んでもそこから引かれることはありません。ドイツの企業は控えめに言ってやばい。
僕にとってドイツの企業のホワイトさは、自分のやりたいことに没頭させてくれる本当にありがたい環境です。また、同僚は自分を助けてくれるし、専門性の高い極めて優秀な人たちが周りにいることは刺激になります。
会社にはいい意味でこれ以上何も期待していない。ホワイト企業だからと言って、仕事自体がすごく楽しいかと言うとそれは何とも言えないけれど、自分なりに楽しみを見いだしつつ、組織および社会にとって少しでもプラスになる働きをしていこうと思っています。
③人生全体
2019年は「俺はなぜベルリンにいるのかな。」そう自分に問う機会が多かったです。正直この1年間でベルリンが大嫌いになった時期(2ヶ月くらい)を経て、今はまた楽しみとここに自分がいる意味を見つけられています。
なぜなら、
⑴自分が望む環境を作れるように人間として成長しようと思った。
ぶっちゃけベルリンって変な人多いし、変なエネルギーに満ちているしより自分に合った場所って世界のどっかにあるんじゃないの?って思って、「どこか」他の都市や国に行きたくなった時期もありました。で、実際その時ケルン・デュッセルドルフとオランダに行ってみて、色々感じた結果「ベルリンの他にも良いところあるけど、今は時々行ければ良い」って思いました。青い鳥を求めて海外を彷徨う人になるんじゃなくて、自分の望む環境を作れるように、そんな人を惹きつけられるようにコツコツと積み重ねて人として成長しようって落ち着きました。
⑵俺のパッションの源泉について少し明確になった。
「俺は国の違いに興味がある。国フェチや。」
そう気づいたきっかけは、何人かの友達と「君は何オタク?」って話をした時。
自分の国フェチ、国オタクはどっから来たかと言うと、小さい頃から世界地図や国旗を見るのが好きで「あ〜、世界にはいろんな国があってそれぞれが違うんだ。それ味わいたいな。」って思ったのが1つ。そして、いろんな国の人がうちにホームステイに来て、それぞれ異なる遊びをしてもらったのが原体験。今はベルリンでその延長で自分は生活できているから、なんだかんだすごく楽しいんだな〜って気づくことができた。ムスリムの友達と一緒にいると価値観違いすぎて大変なこともあるけど、その一つ一つが逆に面白い。