ベルリンに来て1年が経ちました。次のステージを探して。


こんにちは。かおるです。
ついに2月6日でベルリンに来て1年が経ちました。
来た時はドイツ語が少し話せたくらいで、ほぼ人脈は0で家も仕事もない。だからこそ開き直って「体当たりでなんでもトライしてみよう」と思って、本当に思いつく限りのことをやってみました。今から思うと、そうやって工夫しながらやって見ることが面白かったです。

今は、ビザが取れ、現地企業で仕事できて、好きなダンスでも活動の幅を広げられて「来て正解だったなぁ」と思っています。
そんな人生楽しくて仕方ない日もあれば、嫌な出来事でどん底の気分に落ちることもあり、「海外生活は気持ちの波が激しいな」とも思います。
では、この一年を振り返りつつ、今後のこともさらっと書いて見たいと思います。

Past 振り返り

この一年で僕が実感したこと、学んだこと3選です。3つとも幸せに生きるためのヒントになるような言葉を選んでみました。

・Just Be You

一番の学びは自分自身でいること。人と比べても仕方ない。どんな人も特別なものを持っていて、それに気づいた時にガラッと世界が変わる。
言葉で言うのはめっちゃシンプルなのに、こんなに難しいことってなかなかないと思います。そして、これ以上に大切なことってあるんだろうか。
僕らは常に外の世界から影響を受けているけれど、一番大切なのは「自分がどう感じ、考えるか」だと思ってます。

・Chill

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のんびり日向ぼっこでもすることをChillって言ったりするけど、これほど現代の日本人に足りない概念はないんじゃないかなw
(自分も含めて)みんな、何かを得ようとしてせわしなく何かをしがちだ。でも、芝生の上でビールでも飲んで誰かと寝転んで話すだけでも、結構人生に満足できるぜ。って言うのが自分の中ではとても大きな気づきでした。

追記)温泉とこたつは日本が誇る極上のChill文化だと思います♨️笑

・Dankbar

感謝する。って言う意味のドイツ語です。感謝の力って結構すごくて、何か自分がつまずいた時や落ち込んだ時に、自分に足りないものから自分が今持っているものに目を向けて感謝することでめっちゃPositiveな力が湧いてきます。バカ話ができる友達の存在、仕事でお給料がもらえてご飯が食べられること、太陽や空気や水にも。なんだか説教くさいんですが、効果絶大です。

Present 今

最近はHECHという会社で日本向けのマーケティングをしながら、ダンスをやっています。極めてシンプルな生活ですが楽しくやっています。
以前は色々やりすぎて、刺激は多いけど集中できずにいたのがちょっとした悩みでした。最近はエネルギーを集中させるためにやることを絞っています。
通訳やイベント企画はやめていないけれど、優先順位を決めて自分が必要な時にやるくらいにしています。

Future 今後

正直、この先どうなっているのか自分でもよく分からない笑
分かっているのは、この先も笑ってPositive Energieを周りに拡散しながら生きていることくらいです。笑
以前は「海外で働きながら好きなことをやる」のが目標だったけれど、ある程度その目標を叶えることができた。今は、少しそれに満足してしまっている自分がいます。
もちろん、よりHappyになるために、仕事もダンスも楽しみつつ向上していくつもりだけど、「さて、次はどこへ向かっているんだろう?」という感じです。
もちろん、「月収いくらを目指す」とか「何かの大会で結果を出す」とかって目標にしやすいんだけどどちらかというと自分にとってそれは手段だ。
そういう外的な指標じゃない内から湧き上がるような目標が今は再びもやもやっとしてきた感じです。でも、別に目標なんて無くたって幸せに生きられるし、次に向かう先を探すプロセスこそなんだかんだ楽しめると思っています。^^

ではでは、今後もよろしくお願いいたします。

Kaoruです。まだベルリンに残ります。

Hallo! かおるです。
約3ヶ月ぶりに当Blogを更新するのですが、10〜12月までやっていたことをまるっとダイジェストでシェアしたいと思います。

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毎日気温が0度くらいですが、ようやく慣れてきました

相変わらず踊っていました。

人との繋がりができて色々新しいことも経験させていただきました。

Show

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以前僕が主催していた日本文化イベント”Japanight”で会った3人で毎月コンサートしています。
ジャズとピアノとダンスという割と異色なコラボ。
打楽器によるビートがなくて踊るの難しいんだけど、その分普段考えないようなアイディアも生まれるのでそれも楽しみながらやってます。

Competition

ダンスバトルの大会に月2回くらい参加しています。
予選通過してもそのあとなかなか勝ちあがれなかったので、「農耕民族は狩猟民族に勝てないのだろうか、、、」と的外れな事を考えていたこともありましたが、先日運よく優勝できました。でも、自分にとってバトルの勝利は副産物みたいです。一番は、練習による成長を実感するのが嬉しいのと、相手をリスペクトしつつ自分の身体表現により全力でぶつかり合う数分間の濃密なコミュニケーションが何よりも楽しくてやっているんだなって気づきました。

Crew

”Be Marvel Fam”っていうDance crewに入ってます。
「1人1人違うパーソナリティーを持ったメンバーが、目的に向けてお互いが全力でサポートし合う」そんなコンセプトのもと、練習会したり大会に行ったり、時々Partyしたりしてます。度々僕の話に出てくるスーダン人の友達がオーガナイズしてます。

相変わらず、仕事もしていました。

As an employee

HECH Europe GmbHというヘルスケアの会社で、日本向けのマーケティング・翻訳を担当しています。
仕事内容としてはあまり詳しくは言えませんが、リサーチ、翻訳、書類作成が多いです。
調べることが本当に沢山あり、国を超えたビジネスって参入が大変なんだなって実感しています。
近日中に日本語版オンラインショップが公開できるので、美容・健康のサプリメントに興味のある方はぜひチェックして見てください。

As an Interpreter

11月、デュッセルドルフの展示会にて通訳者としてお仕事をさせていただきました。
4日間日本の企業について商談や新規顧客開拓を言語面でのサポートをさせていただきました。
フリーランスとして会社の外で仕事として通訳する経験は初めてで、個人として仕事をする上で大切なことを考えさせられる4日間でした。

As a dancer

実はダンスの仕事もしています。
ありがたいことにレッスンの代行・ショーで沢山ではないですが報酬をいただいています。
「好きなことで仕事をすること」が0→1になってきたことが自信になっています。
視野を広く持ってしっかり学んで、より良いものが提供できるように使わせていただいています。

沢山の人と出会いました。

里英先生

フリーランス・会社内で通訳の仕事をするので、実際にお仕事をされている人から学ぼうと思い「海外フリーランス通訳講座」に参加しました。
イギリス・ロンドンに在住の日英会議通訳者、平松里英さんが講師です。
海外でフリーランスの通訳を仕事にする人が、必要なスキル・知識・訓練方法をオンラインで学べる講座になっています。
引用元:ロンドン在住のベテラン通訳者による「海外フリーランス通訳講座:入門編」を開講します! - WSBIWSBI

実際、里英さんのもとで通訳に必要なことはもちろん、個人で仕事をするにあたって大事な知識や考え方を沢山学びました。そして、実際その知識によって救われたこともあります。
「知識は力です」講座の中でそうおっしゃっていたことを心底実感し、これからも貪欲に勉強して自分に力をつけようと思いました。
そんな里英先生のHPはこちらです。→RIE LONDON | ロンドン在住 日英会議通訳者 平松里英

Gina

ベルリンで会った台湾人の友達です。
「アジアとヨーロッパをつなぐ」がコンセプトのコワーキングスペース兼、語学学校の共同経営者。
日本文化のイベントで会った時に、彼女が日本語の先生を探していたので、一緒に探すのを手伝ったのがきっかけで友達になりました。
ジーナのエネルギーと勢いがハンパなくて、「自分の母国じゃなくても、現地に根を下ろすスタイルで起業してる人本当にいるんだな」って思った!話してて固定概念が溶かされました。
そんな彼女の会社HPはこちら。→http://langlanglanguage.com

ダンスを通じて、出会った人たち。

本当に視野が広がった。というか、今まで自分が見ていた世界の狭さに気づけたという方が正しいでしょうか。
世界を舞台に活躍しているダンサー、Deydey、Majid、Franky Dee、Flying StepsのFounderの方々と会って話して、「おお、なんか明らかに見えているものが自分と違うようだ」稚拙ながら、素直にそう感じました。ただ、今の自分にとってはその視点や考え方を単にトレースするのではなく、あくまで自分の好奇心や目的をしっかり追求し続けようと再認識しました。
また、先日コワーキングスペース主催のWeekend Partyに行って音楽に合わせてひたすら踊っていたら、そこで会った人から「ぜひダンスをやりたい」「昔、やっていた、でも今はなかなか時間がない」「デスクワークで肩こりや腰の張りに悩んでる」「個人で完結する仕事なので、新しい人との交流がなかなかない」など意外な反応があり、「ん、もしかしたらできることがあるかも」とアイディアの種をいただきました。

【ご報告】来年以降もベルリンに残ります。

「来年以降もベルリンに残って、やりたい事に挑戦し続けます。」

今回一番伝えたかったことはこれです。
具体的には、会社から契約を更新していただいて、ドイツでの就労と滞在の許可を国からいただきます。今は就労ビザの申請中です。申請中なのでまだ確定ではありませんが、あとは必要な書類があれば取得できるはずです。

ここ、ベルリンでいろんな人にあったけれど、「自分の道を進み続けること」が今の僕にとって大事だと何度も思わせられる10ヶ月間でした。ここにきた当初よちよち歩きだった僕は、サポートしてくれる方々に恵まれてここまで来られました。これからも自分の好奇心とパッションに正直に進んでいこうと思います。そして、その過程で得た知識や経験によって、また誰かの歩みをサポートできる人でありたいと思います。

So, see you next time.