多言語でプレゼンテーション。 若者が社会に向けたメッセージを発信する”LMP”とは何ぞや?

 

こんにちは、Kaoruです。

僕は、幼い頃からいろんな国の言葉を耳にする環境の中育ったこともあって、世界中のさまざまな言語に興味があります。

 

そんな僕は、昨年の2月にとある大会に出場させていただきました。その名も”Lex Multilingual Presentation”。略してLMPです。

どんな大会かというと、25歳以下の若者が多言語でプレゼンテーションする大会です。しかも、会場は東京ビックサイト。1000人の前でプレゼンをするというめちゃくちゃ貴重な機会をいただきました。

 

 

LMPとは」

マルチリンガルプレゼンテーションの大会です。

「高校生の部」と、「大学生・社会人の部」に分かれており、後者も1825歳という年齢制限があります。

 

プレゼンの条件は

  1. 3ヶ国語以上。
  2. 多言語体験に基づいた社会に発信するメッセージ。
  3. 7分以内。

というこの3つのルールだけ。

「社会に発信するメッセージ? そんなん無いよー」って思うけど、硬く考えずに普段の生活から感じてることを素直に話せばいいと思います。実際僕も最初はそんな身近な疑問から考え始めました。

 

 

www.youtube.com

これがどう形になるかというと、実際の動画を見てもらうのが良いかもしれません。こちらは私の映像になります。ドイツ語、英語、韓国語、日本語で、自分の経験をもとに「言葉の持つ力」について話しました。

 

 

「僕がLMPに出場した理由」

1.もやもやしていたから何かにチャレンジしたかった。

LMP申し込みの時期は、社会人になって半年経った頃で仕事や自分の将来に違和感を感じつつも、自分は果たしてどこに向かって行動すれば良いかよく分かりませんでした。

でも、Hippoのユースキャンプという合宿でいろんな方面にチャレンジをしまくってる同世代たちを見て、「俺もなんか自分で決めたことにチャレンジしてみたい」そう思いました。

 

2.ダンスをやっていたのもあって、パフォーマンスするのが好きだった。

そんなチャレンジしたい欲が芽生えた僕ですが、正直パッションを向ける対象は分かりませんでした。けど、その対象はすぐにやって来ました。

ある人にこの大会の事をゴリ押ししていただきました笑

1000人の前でプレゼンをする機会はその時の自分にとってとても魅力的なオファーでした。高校の時からダンスをやっていて、舞台でパフォーマンスをすることは純粋に好きだったし、ダンスとは別に言葉を使って表現することに純粋に興味がありました。

やっぱりチャレンジするなら自分が好きで、かつ得意なことでやりたい。僕に取ってちょうど良いタイミングで、唯一のネックは仕事と大会の準備との両立がきつそうって事くらい。でも、ドンピシャなタイミングできたこのチャンス、「逃すわけないよね」って思って、出る事を決めました。

 

3.自分のメッセージを突き詰めて発信することは、自分の価値観を明確にする事だと思っていた。

もう一つ、この大会に出る上で考えたことは、「自分のいままでの体験を振り返ることで自分のことをより明確に知れるんじゃないか」って思いました。

高校生の時に行ったドイツで ”Selbstbewusstsein” (自信)という言葉に出会った僕にとって、「自分を知る」というのは大きなテーマでした。

このプレゼンの準備をする過程で自分のことを深く知るようになり、「今後は自分の決断に揺るぎない自信を持つことができる」と考えました。

 

 

 

 

「どうやって準備をしたのか」

僕は社会人だったので、大会出場者の大多数を占める大学生にはどうあがいても時間的に少ないことは決まっていました。代わりにいままでの経験の蓄積を生かすこと、戦略を立てて効率よくサイクルを回そうという考えがありました。

大学時代は経営学を学んでいたので、実はその考え方を3つ程使って戦略を考えていました。プレゼンだけじゃなく、日常生活のいろんなことに役立てるかもです。以下はちょっとビジネスライクな話になります。

 

PDCAサイクル

有名なPlan, Do, Check, Actっていうやつですね~。

LMPに当てはめるとこんな感じになりました。

P プランを作る。実際に適当な紙芝居でいいからプレゼンを作ってみる。

D やってみる。未完成でもいいからそれを人前で見せる

C 見てもらった人にフィードバックをいただいたり、オーディエンスの反応を見て修正していく。

A プレゼンの改善を行い、また新たにストーリーを構築する。

このサイクルを回していくとどんどんブラッシュアップしていくのは間違いないんだけど、それは文字でこうやって書いてるようにはスマートにはまず行かないよ笑

僕はもうめちゃめちゃいろんな人に話を受け止めていただいて作りましたよ~。

 

・ゼロベース思考

よく「これなんか自分の伝えたいものじゃないんだよなー」と行き詰まっては全チャラしてました。笑

でも、一度作ったものを横において手放しておくと、異なる視点から自分のテーマを見つめ直せたりするんだよね。

そして、メッセージを伝える時には自分の考えをいかに研ぎ澄ませてシンプルにできるかが大事だと思います。

いままでの人生いろんな人と話して、いろんな経験をして、いろんな事を考えて沢山の蓄積がある中で、

いかに今の自分にとって大事なものを見つけて残していけるかが大事なのかなと考えていました。

もちろん、そのためにはいらないものを捨てる勇気が必要なのですが、「またゼロから作っても大丈夫」という事を知っておくと気が楽かもしれません。

 

アウトソーシング

自分にできない事やほかの人に任せられることは周りに頼ってお願いする。そして自分は自分にしかできないことに集中してより大きな価値を出すという考え方です。

LMPにおいては特に、「自分を客観的にみる」「フィードバックする」なんて自分じゃできないから、絶対ほかの人にお願いしたほうがいい。

僕は、実は韓国語の言い回しとか大学時代の友達にお願いして教えてもらいました。^^ 

スライドのデザイン妹に手伝ってもらった人や、「自分が知らない言語の言葉も誰から教えてもらえばいいや」って柔軟に考えている人もいました。

 

 

 

「このプレゼンに込めた意味」

「あなたがみる景色はあなたの力で変えられる」というタイトルにしました。

これは「環境はもとからそこにあるものではなく、自分の力で育てたり変えることができるものだ」っていう自分の信念みたいなものをメッセージにした。

ですが、そうとも言えるし、これにはもう一つの意味があるとも言えます。

 

ちょうどこのプレゼンを準備している時、僕は仕事のことですごくもやもやしていました。自分の望む環境と、その時にいた環境が噛み合っていませんでした。

「ここでずっと働くのは嫌だな。どこかに自分のいる環境を変えたい」常にそう思っていました。

そう、完全にこのプレゼンは誰よりもその時の自分に対して「自分のいる環境を変えて、本当にお前がやりたい事をやれ」と発していたメッセージでした。

 

あれから約1年。これでもかってくらいの葛藤と紆余曲折を経て、今ドイツのベルリンで新たなチャレンジをしています。1年前に比べて、僕がみる景色は別世界かのごとく変わりました。

自分の気持ちを正直に表現したあの場所が、今の自分の立っている場所に繋がっています。LMPに関わってくれた方々、改めて本当にありがとう。

 

 

 

LMPも今年で5回目。今回は2/18に行われます。

興味のある方は是非是非見に行ってみてください!

 

以上、ドイツからLMPの紹介でした!

ゲストハウスの仕事ってどうなの!? 東京のGuesthouse FETE働いた僕がこっそり教えます。

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ゲストハウスの仕事ってどんなイメージでしょうか?
旅が好きで、実際にゲストハウスに泊まったことがある人もいるかもしれませんが、案外働くってなるとイメージがつきづらいかもしれませんね。

僕は2017年の10月から3ヶ月弱、東京の両国にあるゲストハウス、Guesthouse FETEにて住み込みスタッフとして働かせていただきました。
今回はその体験を通じてゲストハウスのこと、およびguesthouse FETEの事をみなさんにお伝えできればと思います。

日常業務はどんなことをしているの?

ゲストハウスの仕事とはどんな感じでしょうか。項目別に見ていきましょう。

シフト制

朝・昼・夜でそれぞれやることが変わる感じです。
朝は朝食の提供や、フロアの清掃。
昼は洗濯、水周り掃除やベッドメイキングが主。
また、カフェも営業していたのでそちらのホール、キッチンスタッフもいます。

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夜はチェックインのお客様の対応。および締め。
FETEでは、毎日のようにゆるくフードイベントを開催してお好み焼きや鍋などの日本食をゲスト・スタッフ・外部の人と賑やかに談笑しながら食べています。
それの準備、片付けとかもやるかな。
上の写真の感じでお好み焼き焼いてました笑

基本的には特殊な技術や知識が問われるようなことはなく、そんなに難しくない仕事をしています。
英語を使って対応することもあるが、基本的なチェックインや案内は決まったことだから一度覚えてしまえばできるし、
スタッフも英語が完璧でなくてもホスピタリティーでカバーしてたりもします。

一応業務としては決まったルーティンがあるものの、日々改善点は見つかっていくわけで、その都度自分たちで業務や環境を日々改善していく感じです。そういう工夫が楽しめる人なら結構向いているかもですね。

お客さん

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世界中のいろんな人と接することになります。
特に何気無く共用ラウンジににいるときは、「東京のおすすめの観光スポットは?」「渋谷まではどう行ったらいい?」みたいな質問を聞かれたりもします。

お昼はカフェも併設されているので地域の人とも接することになります。
結構そばを通った時に「いつも外国人がいるけど何をやっているところなんだろう?」と興味を持ってくれている人が多いことに気づきます。
夜はフードイベントを主催していて、ゲスト・スタッフ・外部からの人で賑やかにご飯食べています。

施設

これは本当にゲストハウスによって様々です。

(FETEの一例)
3F 男女混合ドミトリー
2F 女性専用ドミトリー・共用キッチン・シャワー
1F 共用ラウンジ(昼はカフェ、夜はバーにもなります)

ゲスト(宿泊者)同士がリラックスして話したりできる共用のラウンジがあるのがホテルと違うゲストハウスの特徴かと思います。
ゲストが居心地よく過ごしてもらえるように考えるのも大事なことです。

FETEについて

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僕が行ったゲストハウスの中でも特にゆるい雰囲気でした。
まずオーナーがのヒデ君がだいぶファンキー。
動物の専門学校→ドイツのユースチームでサッカープレイヤー→ゲストハウスオーナーという経歴もさることながら、考え方も自由でいい意味でぶっ飛んでます。笑 でも抑えるところはしっかり抑えている感じの人です。
でも、そんなヒデ君だからこそ周りに似たようなクセ強いかつ周りに寛容で気を配れる人が集まるのかな。

そして、僕がこのゲストハウスで働いていた理由は
①ゲストハウス自体が好きだったから。自分の好きなことで働きたいと思っていた。
②海外に長期間出るのは決まっていた。それまでに自分の語学力を伸ばしたいと思っていた。
③将来的にゲストハウスをやりたいと思っているから。
この3つでした。

実際、働いている間は毎日楽しくてイキイキしていたと自分でも思います。
英語力は、伸びたというより慣れたかな。特別すごい勉強したわけではないけど、仕事で会話していくうちにアウトプットもインプットもしているから自然と会話には慣れます。

FETEで働いて変わったこと

以前は、新卒入社で働いてた会社がきついのもあって仕事の環境に疲れていた自分は、正直とにかく良い環境で働きたかった。
残業がなくて、人間関係もストレスがなくて、自分がやりたいと思える仕事がいい。っていう欲張り笑
もちろん、そういう働き方がしたい気持ちは今も持っているけれど、ゲストハウスで働いてみて、そんな環境を作り事業として維持するのがいかに大変か、小さい組織だからこそ目の当たりにしました。

ただ今は、自分もそういった環境を創っていける側になりたいと思うようになりました。
何より、世間一般で良いとされる環境じゃなくて、自分の価値基準で環境を構築していける側になりたいと心底思っています。



あとは家事生活スキルがめっちゃ上がったかな。
料理とかほとんどできない系男子だった僕が、すごーく鍛えられた3ヶ月でした笑
これで自立して生きていけそうな気がします!^^


いかがでしたでしょうか。
たくさんの人と接し、英語力と生活スキルが必然的に上がっていくゲストハウスの仕事。
国内外からのゲストと交流を楽しみたい方にぜひオススメします。