Karnaval der Kulturen 多文化が交わるベルリンならではのストリートフェスタ
Hallo! どうも、Kaoruです。
幼い頃から世界のいろんな国に興味があって、世界地図を見るのが好きな子でした。
先月「いろんな国の店が出るお祭りがあるよー」と聞いたので、友達と行ってみることに。
おや、なんだか人だかりができています。
こちらは、5/18(金)~5/21(月)に行われたイベント”Karnaval der Kulturen”です。
1996年に始まったお祭りで、クロイツベルグという地区に各国の文化を体験できるお店やDJブース・舞台が立ち並び街中がパーティー一色に染まります。
食べ物、催し物、音楽。どれをとっても多様性にあふれたイベントです。
今回はそんな”Karnaval der Kulturen”の様子をシェアしたいと思います。
1、食べ物
ブラジル、イタリア、エチオピアの料理とドイツのビールをいただきました。
あと、アラブ料理のお店ですいかもいただきました。
どれも美味しかったのですが、ほとんどの食べ物の写真撮るのを忘れてビジュアルで伝えるすべがない。
こちらはドイツのビール。設備がガチです。
エチオピアのバナナ味ビール、超絶美味しいです。
日本料理も出ていました。
「おにぎらず」のお店が出ていて、かなりお客さんも入っていました。
2、催し物、衣装
ステージ上で劇をやっていたり、各国のパレードをやっていたり、衣装とかも各国の民族衣装を来ている人がいてただ歩いているだけでもいろんな国の雰囲気を感じることができました。
3、街中がクラブ
どこに行ってもDJブースなどがあり、音楽が流れています。
音楽もレゲエ・テクノ・アフリカン・ジャズなど様々なジャンルが流れていました。
youtu.be
アフリカンダンス。音楽と踊りが日常の生活に溶け込んでいることをすごく感じました。
こちらはジャズの演奏に合わせてSwing Danceのスポット。
図書館の前はライブステージに。
4、日本ってなんだ?自分の国のことを知るというのは??
このイベント自体はただただ楽しく、一日中笑っていたのですが、ずーっとモヤモヤ考えていたことと繋がりました。
各国、自分の国の文化をレペゼンしてここに持ってくる。
エチオピアにはエチオピアの、ブラジルにはブラジルの、ドイツにはドイツの歴史的背景、文化、そしてその国にとって当たり前の日常がある。
自分は日本人だ。
日本にいた時は、正直日本の同調圧力的な空気や閉塞感に嫌気がさしていたこともあった。
でも、改めてこちらに来たら自分は日本で育ち、その環境のおかげで家探しや友達作りの際など幾度も助けられている。
日本に興味を持っていて、純粋に「いつか日本を旅したい」と言ってくれる友達もいる。
そんなユニークな文化を持っていて海外から訪れたいと思ってくれる国なのに、僕たち日本で育った若者が自分の国に誇りを持てなくなったら、それは悲しいことだなと思う。
かといって、問題を直視せずに手放しで日本を褒めるのも違う。
海外にいて客観的に母国を見られる今だからこそ、自分が25年間育って来た日本のことをもっと知りたいと思うし、僕らのリアルな文化や日常を伝えていきたいと思いました。
そんな思いが明確になった、そんなきっかけになった多文化のお祭りでした。
もう少し写真を撮っておけばよかった!笑
Karnaval der Kulturについては、以下のリンク先に情報が載っています。
karneval-berlin.de | Karneval der Kulturen
https://www.berlin.de/events/2092491-2229501-karneval-der-kulturen.html