ドイツ人に日本食を作る方へ。ドイツで受けの良かった日本食3選。

こんにちは、Kaoruです。
前回は受けの悪い日本食について書きましたが、「じゃあ何を作ったらいいんだ」ってことで、
今回は実際に作っておいしいといってもらった(まずいといわれなかった)日本料理をご紹介します。

1、餃子

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これが一位!? てか日本料理というのかこれ?
って感じですが、日本のメーカーの餃子だったので、ランクインしてます。(しかも、皮からではなく、冷凍餃子を解凍しました笑)
街中にあるアジアンショップで入手しました。
フライパンで焼き目つけて解凍するだけで、全然手間かかってないのに、僕がドイツで作った料理で最高の評価を受けました。

10人くらいいたのですが、40個くらいあった餃子は5分くらいで無くなりました。笑
「もっとないの?」って言われたくらい、美味しかったみたいです。



あくまで予想ですが、「油を使ってて、塩気がある料理」はウケるんじゃないかなと思います。
他にも唐揚げ、チャーハン、焼きそば、お好み焼き・たこ焼きあたりは相性が良いんじゃないでしょうか?


2、寿司(Sushi)

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ドイツ語だと、「ズシ」って発音になります。
ドイツでもよく知られている日本料理で、馴染みがあるし、みんな食べてみたいと思うみたい。10ヶ月の留学中に十回は寿司作りました。
月に1回はどこかしらで作っていたので、ドイツに行って寿司の腕前が上がるという奇妙な現象が起きました。笑

材料は、
・マグロ、サーモン・・・市場で新鮮なものが手に入ります。お願いすれば適度な大きさに切ってくれます。
・たまご、きゅうり・・・普通にスーパーで買います。
・お酢・・・ビネガーを使っていました。
・米・・・ジャポニカ米はアジアンショップで買いました。炊飯器がないので、鍋で炊きます。焦がさないように注意。
・しょうゆ・・・アジアンショップにて購入。普通に大きなスーパーとかでも売ってたりします。
・海苔・・・アジアンショップで買えます。


ドイツでは生魚が無理で食べられない人もいるので、
卵とカッパ巻きを必ず作るという工夫をしてました。
その二つは結構評判は良くて、誰でも食べてもらえます。

あと、練りわさびもアジアンショップで手に入ります。
わさびは、「ドイツ人には苦手かなー」と思ったら鼻にツンとくる独特な辛さを結構楽しんでくれています。
席を立った時に人の寿司にわさびを隠して入れておくいたずらは、万国共通でドイツ人でもやっぱりやってましたね!笑


3、味噌汁(Misosuppe)

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みそしるはドイツ語では「ミソズッペ」っていう発音になります。かわいいですね笑
寿司の次くらいに日本食としての認知度は高いと思います。

ホストファミリーにも、ぜひ作って欲しい!とリクエストされた。
正直そんなに出来も良くなかったけど、美味しいと言って喜んでくれました。笑
結構シンプルに味噌を味わってくれているなと思いました。
豚汁にするのもありだなと思います。




いかがでしたでしょうか。
私が今回の記事を通じて今回みなさんにお伝えしたいのは、「料理にかけた手間と、現地の人の満足度は必ずしも比例しない」ということです。
私はプロの料理人でもなければ、そんなに料理できる人間でもないんですが、すごく実感しました。
寿司なんてめっちゃ手間かけて作るのに、「やっぱ生魚ムリ」「海苔が食べられない」とか言われるのに、
冷凍餃子の解凍なんて、5分でできるのにめっちゃ喜んでもらえました。
文化の違う国にいくとそういったことは良くあるので、それも含めて面白いなって思います。^^



他の人が書いているレポートもありますので、そちらも含めて参考にしてみてください。

【参考資料】
マフィンさんのブログ、「ビール嫌いのドイツ人旦那」より
https://www.google.co.jp/amp/s/prinzundmuffin.com/2016/07/21/日本食はドイツ人にウケるの?ドイツ人に好評の/amp/

やはり、寿司と味噌汁は好評のようですね。



Thank you for reading!

ドイツ人に日本食を作る方へ。ウケの悪かった食べ物、ワースト4

 

 

こんにちは、Kaoruです。

海外旅行をしていると、自分の口に合う食べ物もあれば、全然合わない食べ物もありますよね。

外国人にとっても、日本人が普通に日常で食べているものが、全く口に合わないこともあったりします。

今回は、ドイツでの実体験をもとに「ウケの悪かった」日本の食べ物をご紹介します。

 

 

1、納豆

堂々のNo.1に輝いたのは納豆でした。

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・見た目がダメ

混ぜると糸を引くじゃないですか。あれが気持ち悪いっていう人も居ますね。

 

・匂いがダメ

納豆の独特な匂いが大丈夫なドイツ人は激レアなのでは?

 

・触感がダメ

 

ドイツ人にとってなじみのない要素が3拍子揃っているので、すべてのハードルを越えて納豆を食すことができる人っているのかなって感じです。

そもそも、ドイツで納豆が手に入るの?って思う方もいるかもしれませんが、アジアンショップが街中に行くと大体あるので、そこで売っていれば手に入ります。

久しぶりに納豆が食べたくて買ったら、ホストファミリーもちょっと試してみたかったそうです。「やめときなよ~」って言ったのに、好奇心で食べてくれて、結果、、、全滅でした。笑

 

 

2、おしるこ

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・甘すぎる!zu Süß!

ドイツのチョコレートの方がよっぽど甘いなーと思うんですが、甘さのタイプが違うのかなと思われます。確かにチョコに比べて甘さが後味として残りやすい感じはありますよね。

 

・餅が白い怪物に見える。

ぶよぶよした見た目や食感にビビるそうです。

"Was ist diese Weiss Monster!?" (なんやこの白い怪物は?)って言われました。笑

でも、もちもちした食感の食べ物はドイツにもあるので、餅単体では特に問題はないと思います。

単にあずきとのコントラストだったり、ふやけた時の見た目の問題だと思われます。

 

3、海苔(のり)

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・Algenblätter (藻の紙)

ドイツでは海苔のことをAlgenblätter「藻の紙」と表現します。

そもそもドイツではあまり海鮮系の物を食べる食習慣がないし、海苔は普段の生活では一切使わない。巻きずしで使ったときは、人によっては海苔で巻いて食べることに抵抗がある人もいました。(でも、そんなに食べられない人が多いわけではない。)

寿司を作るときは、握りずしを作るよりは巻きずしのほうが手軽にできます。

だから、寿司を作るときは、巻きずしを出したほうが労力が少なくて済むのですが、

一応、メンバーに海苔は大丈夫か聞いといたほうがいいかもしれませんね。

 

・匂いがだめ。

うっすらですが、磯のにおいみたいなのがありますよね。そこまで気にする人ってそんな多くはありませんでしたが、たまに「これは無理」って人もいます。

 

寿司は食べてみたいけど、海苔はちょっと抵抗がある。っていう贅沢なことを言う人もいましたが、海苔や巻きずしに関しては、調理法や工夫次第で何とかドイツ風にできそうな気がします。

 

4、そば

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・黒い麺って馴染みがない。

完全に見た目の問題。ドイツの人が食べる麺は大体パスタとか、白っぽいものが多いから、黒い麺見ると、「なんか練りこんであるのかな?」って思うそうです。

 

・味はまあまあ。

そばに、めんつゆ(水で薄めるタイプ)を使いました。

味に関しては "gut!"(いいね!)って言われました。

 

・すするのがダメ

ドイツ(恐らく他のヨーロッパの国も)では、麺などを「ズズーッ」ってすするのが、マナー違反です。行儀が悪いと思われます。熱いお茶を冷ますためにすする音を立てるのもアウト。

すすりたくてもすすれない。食べづらいしもどかしい。なので4位にランクインしました。

 

 

 

なお、順位は実際に食べたドイツ人のリアクションによって独断で決めさせていただきました。

みんながみんな嫌いってわけじゃないです。日本でも、色鮮やかなアメリカのお菓子が食べられる人もいれば、無理な人もいるように、味覚や考え方はそれぞれです。

あえて、これが日本の食文化だよって紹介するのは、話題にもなるし楽しくていいと思います^^

ただ、普通のホームパーティで作ったりするのはマジでリスク高いので、ウケのいい日本食を作りましょう!笑

 

今度はドイツでウケの良かった日本食を記事にします。

Thank you so much for reading!