ドイツ人に日本食を作る方へ。ウケの悪かった食べ物、ワースト4
こんにちは、Kaoruです。
海外旅行をしていると、自分の口に合う食べ物もあれば、全然合わない食べ物もありますよね。
外国人にとっても、日本人が普通に日常で食べているものが、全く口に合わないこともあったりします。
今回は、ドイツでの実体験をもとに「ウケの悪かった」日本の食べ物をご紹介します。
1、納豆
堂々のNo.1に輝いたのは納豆でした。
・見た目がダメ
混ぜると糸を引くじゃないですか。あれが気持ち悪いっていう人も居ますね。
・匂いがダメ
納豆の独特な匂いが大丈夫なドイツ人は激レアなのでは?
・触感がダメ
ドイツ人にとってなじみのない要素が3拍子揃っているので、すべてのハードルを越えて納豆を食すことができる人っているのかなって感じです。
そもそも、ドイツで納豆が手に入るの?って思う方もいるかもしれませんが、アジアンショップが街中に行くと大体あるので、そこで売っていれば手に入ります。
久しぶりに納豆が食べたくて買ったら、ホストファミリーもちょっと試してみたかったそうです。「やめときなよ~」って言ったのに、好奇心で食べてくれて、結果、、、全滅でした。笑
2、おしるこ
・甘すぎる!zu Süß!
ドイツのチョコレートの方がよっぽど甘いなーと思うんですが、甘さのタイプが違うのかなと思われます。確かにチョコに比べて甘さが後味として残りやすい感じはありますよね。
・餅が白い怪物に見える。
ぶよぶよした見た目や食感にビビるそうです。
"Was ist diese Weiss Monster!?" (なんやこの白い怪物は?)って言われました。笑
でも、もちもちした食感の食べ物はドイツにもあるので、餅単体では特に問題はないと思います。
単にあずきとのコントラストだったり、ふやけた時の見た目の問題だと思われます。
3、海苔(のり)
・Algenblätter (藻の紙)
ドイツでは海苔のことをAlgenblätter「藻の紙」と表現します。
そもそもドイツではあまり海鮮系の物を食べる食習慣がないし、海苔は普段の生活では一切使わない。巻きずしで使ったときは、人によっては海苔で巻いて食べることに抵抗がある人もいました。(でも、そんなに食べられない人が多いわけではない。)
寿司を作るときは、握りずしを作るよりは巻きずしのほうが手軽にできます。
だから、寿司を作るときは、巻きずしを出したほうが労力が少なくて済むのですが、
一応、メンバーに海苔は大丈夫か聞いといたほうがいいかもしれませんね。
・匂いがだめ。
うっすらですが、磯のにおいみたいなのがありますよね。そこまで気にする人ってそんな多くはありませんでしたが、たまに「これは無理」って人もいます。
寿司は食べてみたいけど、海苔はちょっと抵抗がある。っていう贅沢なことを言う人もいましたが、海苔や巻きずしに関しては、調理法や工夫次第で何とかドイツ風にできそうな気がします。
4、そば
・黒い麺って馴染みがない。
完全に見た目の問題。ドイツの人が食べる麺は大体パスタとか、白っぽいものが多いから、黒い麺見ると、「なんか練りこんであるのかな?」って思うそうです。
・味はまあまあ。
そばに、めんつゆ(水で薄めるタイプ)を使いました。
味に関しては "gut!"(いいね!)って言われました。
・すするのがダメ
ドイツ(恐らく他のヨーロッパの国も)では、麺などを「ズズーッ」ってすするのが、マナー違反です。行儀が悪いと思われます。熱いお茶を冷ますためにすする音を立てるのもアウト。
すすりたくてもすすれない。食べづらいしもどかしい。なので4位にランクインしました。
なお、順位は実際に食べたドイツ人のリアクションによって独断で決めさせていただきました。
みんながみんな嫌いってわけじゃないです。日本でも、色鮮やかなアメリカのお菓子が食べられる人もいれば、無理な人もいるように、味覚や考え方はそれぞれです。
あえて、これが日本の食文化だよって紹介するのは、話題にもなるし楽しくていいと思います^^
ただ、普通のホームパーティで作ったりするのはマジでリスク高いので、ウケのいい日本食を作りましょう!笑
今度はドイツでウケの良かった日本食を記事にします。
Thank you so much for reading!