ベルリンに来て半年が経ちました。

Hallo! Wie geht es dir?
1年前は日系企業で水をキレイにする薬品を売っていました、Kaoruです。

今月でドイツに来て半年になります。
半年が経ったところでこちらの生活に変化があったので、そのご報告と今思ってることを少しお話します。

週2日、ドイツの会社でマーケティングのお仕事をします。

8月1日から、HECH というヘルスケアの会社で日本市場向けマーケティングをすることになりました。
HPはこちらです。https://www.hech.com/home-en
（プロテイン、コラーゲン、サプリメントなどの商品を扱っている会社です。）
初代社長はボディービルダーだったそうです。
社員数は15人程度で、ちょうど良い人数で名前も覚えやすそうでホッとしています。
場所は郊外にあって、若干時間はかかるけど緑があって落ち着く場所です。

商品は中国にはすでに流通しているそうですが、日本にはこれからという感じです。
週2回の契約になっているのは、現時点でまだそれほど仕事量がないからです笑
仕事内容はホームページを作成したり、市場のリサーチをしたり、顧客とコンタクトを取ったり。随時変化していくことになりそうです。
運動と健康という観点から客観的に日本を見られるチャンスができて面白そうだなと思っています。

事業内容がすでに面白いのですが、お金と時間に余裕ができそうなのがありがたいところです。
ケータリング会社から派遣されてホテルで働く仕事をしていたのですが、仲介料で引かれてそんなに給料が高くないし、革靴を履いてずっと歩いてるので結構疲れます。
「ずっとこれをやるわけにはいかんわ」と思い実は7月に再度就職活動してました。
今の仕事は、デスクワークだし体より頭を使う仕事なので体力的には楽になりそうです。
ただ、実際に成果出さないと雇用先から解雇される社会なので、結果にはこだわっていきます。
昔の僕であれば、そんな実力主義はプレッシャーに感じていましたが、今は「やることやって解雇されるならしゃあないっしょ」って思うようになりました。ドライなもんです。笑
それでも、週2回仕事をしつつも自分の自由に使える時間が以前より増えたので、やりたいこと・好きなことに時間とエネルギーを使っていきたいと思っています。

日本文化イベント”Japanight”も4回目を迎えました

6月から始めた日本文化の交流イベントもvol.4まで来ました。
このイベントは、「遊び・学び・食」の3要素を同時に楽しむことができるイベントです。
遊び＝日本の文化を体験したり、参加者同士の交流を楽しむ
学び＝新しい考え方、自分の知らない世界についてお互いに知ること
食　＝毎回、簡単な日本食（お菓子）とお茶を食べられます

テーマは毎回変わり、
1回目、「漢字」
2回目、「折り紙」
3回目、「旅行」
4回目、「翻訳」（日本語の特徴）

vol.4まで来ると、毎回お馴染みの人が参加してくれたりして、嬉しい限りです。
集まってくれる人たちは国籍も経験も多様なんですが、ほんとフレンドリーでオープン人たちです。
参加者が名札シールを作ってくれたり、会場設営を手伝ってくれたりするようになって、オーガナイザーとしては助かります。

新しい人も次々に来てくれて、毎回オーガナイザーの自分がたくさんの刺激を受けています。
参加者への連絡は、Meet upというアプリを使ってグループを作り、そこでイベントの告知をしています。
スマホで見るとこんな感じです。

「楽しかった、また次も来たい！」
「今回は行けなかったけど、次回是非行きたい！」
というメッセージもいただき、愛される居心地のいい空間になっているんだなあと感じられてありがたい限りです。
自分が立ち上げたこのイベント、僕はこの空間とそこに来る人たちが大好きです。
そして、まだまだ勉強中ですが、自分のアイデンティティでもある日本の良さを実感しています。
このイベントに来てくれるドイツや他の国の人たちから客観的に見た日本の話を聞いて再度考えさせられます。

ただ、これからは新しい仕事もするし、自分の中で一番のパッションがあるダンスでチャレンジしたいことがあるので、自分一人で運営して行くのは難しくなっていきそうです。
こういう時だからこそ、周りに自分のことを話して伝えて、一番いい方向に進んでいけるようにしたいなって思います。
いつも周りに助けてもらっていますが、今は特に周りの人の知恵と力を貸していただきたいフェーズにいるなあと感じております。

半年を経て思うこと

「濃い！！」
僕の今までの人生の中で最も濃密で、変化が大きかった半年間でした。
たくさん考えて、行動して、踊って、人と話して、自分とも向き合わざるを得なかったりして。
楽しいばかりでもなく、辛いことばかりでもないけれど一つだけはっきりと言えるのは「自分の人生を生きている実感がすごくある」ということです。

ドイツに再び来ることを決断し、身体を持ってきた過去の自分、ナイス判断でした。
そして、その決断を後押ししてくれた僕の周りの人達には本当に感謝です。

これからもきっと変化して行くのでしょうが、気張ること焦ることなく、僕らしく丁寧に日々を生きていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。