ドイツの伝統料理、クヌーデル(Knödel, Kroß)とは。もちもちのジャガイモ。
Hallo Leute!
こんにちは、Kaoruです。
今日もドイツの魅力をどんどん発信していきたいと思います!
みなさんは、「ドイツと言えばジャガイモ」っていうイメージはありますか?
確かに一年間ドイツに住んでいたときに食卓にジャガイモ君の出現率は高かったです。
二日に一回は出てきたんじゃないかな。
そんなジャガイモ料理の中でも、僕がぜひ食べてほしい料理があります!
「クヌーデル」(Knödel)という料理です。
地域によっては、「クロース」(Kroß)とも呼ばれています。
初めて食べたとき、見た目は普通のジャガイモなんですが、
「なんだこの食感!?うまい!」って思いました。
Kartoffelknödel
(出典:gutekueche.at)
クヌーデルとは
「クネーデルはドイツ語で団子を意味する言葉である。茹でたジャガイモや固くなったパンを潰し、これを生地にして丸めたものを指すことが多く、主に肉料理の付け合せに使われる。」(Wikipediaより)
要は団子状のジャガイモなんですが、いくつか特徴があるので説明します。
1、もちもちした食感
どれくらいかというと、ちょうど日本で食べてる団子とかおはぎとか、あれくらいのもちもち感です。
2、テニスボール程度の大きさ
写真では伝わりづらいですが、大きさは結構大きいですね。一口で食べようと思ったら間違いなくのどに詰まって救急車(die Krankenwagen)のお世話になります。
ですので、だいたいフォークとナイフを使って食べます。
3、肉料理のソースをかけて食べる
肉料理の付け合わせとして出てくるので、肉汁のソース(グレイビーソース)をつけて食べるのが相性いいです。(かなりうまい)
クヌーデル自体の味は、ジャガイモの素材の味です。
塩コショウをかけて食べるのも美味しかった。
プレートはこんな感じで出てきます。
(KITAGAWA WonderStruckより)
どこに行けば食べられる?
・ドイツで
レストランに行けば食べられるのですが、意外とクヌーデルを出しているレストランも多くないので、事前にリサーチが必要かも。
ベルリンとミュンヘンでクヌーデルが出てくるお店の一例を載せておきます。
【ベルリン】
Knödelwirtschaftswunder (Berlin)
http://ceecee.cc/knodelwirtschaftswunder-alpenkuche-im-wohnzimmer/
Dumpler Knödel Kitchen (Berlin)
Häppies (Berlin)
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187323-d8025081-Reviews-Happies-Berlin.html
【ミュンヘン】
Wirtshaus in der Au
http://wirtshausinderau.de/en/
Knödel-Express
http://www.knoedel-express.de/
・インスタントもある
ドイツのスーパーには、粉末状になっているジャガイモがあるので、これに水を入れて、形を丸くして、ゆでると完成するインスタントキットもあります。
これなら自分でも作れるかも?
実際に作ってみよう
もし、日本にいてドイツ料理のレストランに行く機会なんてないよっていう人は、手っ取り早く日本で作っちゃいましょう。
大丈夫、作り方は意外とシンプルです。
・レシピ
(クックパッドより)
・TADAKU
在日外国人が教えてくれる家庭料理教室のWEBサービスです。
クヌーデルの作り方はシンプル。
ただし、水分量のコツとか、ゆで方のコツみたいのはあります。
僕も日本で帰国してから作ってみて、あまりうまくできなかった経験があります。
ネイティブの方のレッスンを受けてコツをつかむのも良いでしょう。
・がっつり習いたい人、
・外国人の主婦とも仲良くなりたい
っていう方にはおすすめです。
日本人の旦那さんと結婚して日本に長いこと済んでいる人もいるので、英語力はそんなに気負わないでも大丈夫です。
まとめ
もちもちした食感のジャガイモ「クヌーデル」。
美味しいので、ぜひ食べてみてください。
ドイツでは、レストランやスーパーで購入できます。
日本でも、手間はかかりますが、ジャガイモをマッシュして自分で作ることはできます。外国人に直接教わりに行くのもありです。
Vielen danke!